八重山への道 その5(移住編)
トレッキングツアーのブログを書こうと思ったのですが、
久しぶりに八重山への道編 その5。
今回は、沖縄移住の話。
お客さんからも、友達からも話があるので自分の体験談を中心に。
昨日、真剣な移住相談が来たもんで・・・
①南の島移住を前提に就職・結婚
大学卒業後は南太平洋の島に移住しようと思い、地元で貯金。
就職して結婚して子供の顔を親や祖父母に見せてから移住。
移住して安定してから結婚すればという意見もありましたが、
田舎の農家の年の離れた末っ子の長男という事情もあって、私の考え通りに。
今までで一番安定した仕事についていたのですが、沖縄移住を前提に離職・結婚。
結婚前から妻も同じ考えでしたので、特に問題なく。
妻のご両親にも理解して頂けたので、特に問題なく。
②仕事・住居
仕事は、手に職のある方なら問題ないでしょう。
私はハローワークインターネットサービスで見つけました。
事務職は安いですね。10万前後。
(それでも国民年金の掛け金は全国一律・・・)
建設業やバス運転手、自動車整備士なんかは常時募集中。
ホテル業界や農業でも人手不足ですね。
夏はホテル業、冬は農業という働き方もありですね。
スーパーの掲示板にも求人広告はあります。
住むところ。
アパートも結構あることにビックリしました。
netや不動産屋には出ませんね、この情報。
私は社宅があるところを選んで移住、その後に町営住宅に引っ越し。
町営住宅も豊富です。各集落に完備されています。
竹富町として移住者にサービスをしていることは特にありません。
空き家を斡旋したりとか、就職をサポートしたりとか。
③引越し
家財道具はヤマトで運びました。ヤマトのヤマト便。
タンスや冷蔵庫や大型家具。嫁入り道具でしたから、持ってきましたw
小物は宅急便やゆうパック。車は物を積んで、運転手の私と一緒に海上輸送。
大手引越業者に見積りで数十万円。自分でやったので半額以下で引越してます。
嫁入り道具でなければ、家具はこちらで買ったらいいと思いますよw
家具も電化製品も、石垣に何でもありますから。
④生活
Amazonは送料無料。
中には本体価格より送料が高くつくとか、離島へは配送不可なんかもありますが。
西表島にもインフラやお店はそろっており、生活はできます。
MacDonaldやKFC、misterdonutやStarbucks、ホームセンター、
石垣まで40分ほどで日帰りできますから、離島の中では恵まれている方でしょうね。
⑤子育て・教育
良い写真がありません・・・
保育所も幼稚園もあります。安心して任せられる先生もいます。
小学校もいい雰囲気。教育レベルは全国最低を脱しましたが、高くはない。
宿題は家庭ノート中心。秋田県式家庭学習ノート・沖縄版。
内容は自分次第。だから個人差が出るかも。親が大分関わります。
だから、子供が今何を習っているか、何につまづいているかよく判ります。
総じて、家族と過ごす時間が長くて満足しています。
会社員も残業や休日出勤が少ないですから、
仕事の後に自分の趣味や家族団らん、海にお出かけなんかもできます。
⑥後悔したこと、住んでみて判ったこと
・親の死に目に立ち会えないことは覚悟。(一緒に住んでいても会えないかも。)
・高校が島にないので、15歳で子供とお別れ。
・時代の変化に気付かない、ついていけない。
・加えて、政治的無関心にもなれます。
・遊園地や1人旅、塾や習い事、スポーツやなんだかんだ、子供にさせたいことの範囲は限られる。
田舎に住んでりゃ当たり前。仕方がないことですね。
田舎だから、沖縄だから、西表島だからこその恵みはいっぱい頂いています。
西表島トレッキングで冒険をあなたの旅行に!もっち西表島motti - motti(もっち)西表島トレッキング
移住したい人はいっぱいいるんですね。
沖縄移住ブームは続きそうです。
ここで耳の痛い話を。
歓迎されない人、されていない人は実際います。聞きます。
日本のどこに住んでも歓迎されない人ですね。
迷惑かける人、ごねる人、自分勝手な人。
こんなサイトがありましたので、紹介します。
まだ全部読んでいませんけどw
意見のすべてに賛同するわけではありませんが、
自分で書くのは面倒なので。